養父の居る老人ホームから電話がありました。
ご飯を食べなくなったと、少し熱もあるから・・・ちょっと点滴すると・・・
そんな大変な状況ではなく、点滴したらまた復活するかもね・・・くらいな感じ
日本人の平均寿命は大幅に超えてるので、
家族としては何があってもおかしくないから大丈夫ですよって言ってたの。
そして、翌朝 3時の見回りで呼吸停止、脈も取れないと発見され
すぐに電話が来たの。「すぐに来てもらえますか?」
この後、神奈川に居る養父の実子、妹に電話。
「お父さんが亡くなったって連絡来たから・・また、あとで連絡するね」
この前日は会社の新年会でノイパパは、栃木県のホテルに宿泊して家に居ない
本来なら私も出席なんだけど、体調を考慮して不参加と連絡してたから家に居ました。
急いでメアを起こして、1階のクレートでお留守番させて老人ホームへ向かいました。
老人ホームに到着して部屋に案内されました。
穏やかな表情で寝てる養父、頭に触れるとまだ温かった。
ここまで、よく、頑張ったね。 これは、もう、老衰だよ。
老人ホームの会長さんもすぐに到着、その後、病院の先生も到着して死亡確認。
ノイパパの両親のお葬式を出したところに連絡すると
なんと引き受けできないと・・・マジか
年末から火葬場がお休みしてるから、ご遺体が火葬待ちしていること知りました。
老人ホームの会長さんが紹介してくれるところもあったけど
そこだと遠いから、家から近い別の所に電話したら迎えに来てくれるって
朝7時半、霊柩車が到着、老人ホームでは入所さんがお食事中
その前を、白い布に覆われた養父がストレーチャーで運ばれる
皆さん大丈夫かしら、精神的ショックを受けないかなぁ~心配になった。
後で、施設の方に聞いて解ったんだけど、こちらではみんなで手を合わせて
お見送りすることもあるらしいです。もちろんほかの施設では
入所者さんの目に触れないようにするところもあるようです。
葬儀場に到着、ご安置していただきました。
霊柩車の方が言ってたの「今日お父さんで4人目なんです。」
まじか・・・お正月って亡くなる人多いのかな・・・
養父の実子の弟には、LINEで亡くなったことを連絡しました。
数年前、養父が圧迫骨折で手術するから説明を一緒に聞いてほしいと
連絡した時、「関わりたくねぇ~って言ってんだろ!」って怒鳴られてから
私は、一切連絡を絶っていました。
だって頭にくるじゃん!実の父親の事なのにね。
少しして電話が来たから、私が喪主をすることと、
いろいろ決まったら連絡すると伝えました
ここ数年、養父が一人暮らしができなくなってずっと見てきたの私だから
お墓に入るまで、私が面倒みると覚悟を決めてました。
養父にも「頼むな」って言われてたし、
お墓に入るまで私がすると約束してたから・・・
その日の午後、葬儀の打ち合わせ火葬場がやっていないので
一週間以上かかりそう・・・
それだけ日数がかかると表情も変わっちゃうし匂いも・・・そうか・・・
エンバーミングをお願いすることにしました。
遺影の写真はサ高住の施設長さんにメールでいただいた写真にしました。
とっても良い笑顔の写真です。
火葬場の順番待ち状態の中、いろいろ連絡したり決めたり
仕事も行かなくちゃだし、バタバタでした💦
結局、亡くなって一週間以上経過して家族葬で葬儀をしました。
養父の実子の弟とお嫁さん、実子の妹と姪2人、
そして私とノイパパの7人でね。
妹がね、遺影の笑顔の写真を見て言ったの
「おやじのこんな笑顔初めて見た」
家族崩壊してる家の子ってこんな感じかもね。
香典等はすべてご辞退と会社にも連絡しました。
それでも会社の決まりの香典と社員会の香典は出ちゃう。
弟の再婚したお嫁さんには初めて会ったけど、良い人だったから安心した。
弟も妹も私に謝罪してきたので、これで怒りを納めることにしました。
養父とは実の親子だからの関係性の難しさもあるのかもしれないしね・・・
ただね、喪主挨拶では言いたいことを言わせてもらった!
「通常なら参列者に生前の感謝を申し上げるのですが
ここで私が感謝してるのは会社の上司でもある夫だけです。
お父さんのことで、遅刻、早退、欠勤を許していただきありがとうございました。
私が感謝申し上げたいのは、ここに居ない方達です」
って言って、包括支援センターの担当者さんの名前から始まり
サ高住の施設長さんの名前、スタッフさんの名前、ケアマネの名前、
訪問診療をお願いしていた医師の名前、入院した病院の医師、看護師
老人ホームの相談員さんのお名前、看護師、介護士、医師の名前を言いました。
多くの方が関わってくださったことを二人(弟・妹)には心に留めて欲しいと・・・
老いることは一人で生きられないことを伝えました。
葬儀も無事終わり、四十九日法要と納骨の日も決めて、
お墓はあるので、戒名の彫刻も石屋さんにお願いしました。
会社でも締め切りがある仕事であたふた、葬儀が遅れたから
日にちの感覚がおかしくなって、気づけば亡くなって14日過ぎてるじゃん
年金ダイヤルには亡くなってすぐに電話してたので、書類が送られて来てました。
何年も基本料金を払い続けていた壊れた携帯電話もやっと解約できました。
先週は、慌てて、2つの市役所行ったり、老人ホームにハンコをもらいに行ったり
葬儀場の支払いも済まし、そんな手続きで先週まで忙しく動いてました。
今週も、老人ホームの最後の支払いとかね、まだ、いろいろあるね。
そこで、また、思う。 子供の居ない私たち夫婦は
誰が手続きしてくれるの?ってね 身寄りのないお年寄りはどうなるの?
いろいろ勉強になった喪主でした。
まだ、お母さん生きてるけどね

私より長生きされると困るんだけど・・・

母には、私のできる範囲のことでするつもりです。
この記事へのコメント
りかっち
ご冥福をお祈りいたします。
ノイスママさん、体調が万全ではない状態で・・・
大丈夫ですか?
私もお母ちゃんのことで経験しているので、いろいろやることがあって大変なのは、よく分かります。
私の場合は、喪主はよりっぺにお願いしました。
(何をしていいのか分からなかったし。)
ノイスママさんは、きちんと喪主を務めて、すごく立派です。
お義父さんもすごく感謝していると思います。
老いると一人では生きられない。と言うのが、ホント、ノイスママさんの言う通りだと思います。
長生きすると、お友達もいなくなってしまうし、医療、施設、市役所などそうゆう方達にお世話になりますよね。
私もお母ちゃんが亡くなって、いろいろ考えるようになりました。
ノイスママ
大往生で旅立ちました。
ありがとうございます。
次々にやることがあるから夢中でやっちゃったけど
正直疲れました(^^;)
よりっぺさんが喪主をしてくれたんですね。頼れる夫って良いですよね。
うちは、ノイパパの両親と同居で二人を看取り、
ノイパパが喪主をするのを見ていたので
私もなんとか決め事はできるかなぁ~と思ってやってみました。
ノイパパは長男である弟が何もしないでいることを怒っていたので
喪主をノイパパに頼む選択は最初から無かったんです。
ただ、私が病気をしてから、家事もノイパパがたくさんしてくれているので私は助かっています(^_-)-☆。
養父に関わったことで、自分の終活についても冷静に考えることができ
勉強になりました。
親は最後まで生きること死ぬことを学ばせてくれているのかもしれませんね。
養父は12人兄姉妹で4男でしたが、全員すでに亡くなっていて
養父が一番長生きできたんです。
長生きでたのは、施設や病院の皆さんのおかげだからとても感謝しています。
老いるって本当に大変だと感じています。
火葬の後のお骨は弟に預けました。
長男なのだから納骨まで自宅で安置するように言いました
自宅の祭壇に遺影と遺骨を安置してお世話しているようなので
これで良かったと思います。